私が出会った美味しいものたちを、あなたに伝えたい。
こんにちは、エニワと申します。
もう2月も半ばを過ぎましたが、2月6日は「抹茶の日」ということで、最近スーパーやコンビニでたくさんの抹茶を使用したお菓子が並んでいますよね!
大の抹茶好きの血が騒ぎまくり!抹茶のお菓子を買いまくり!
「エニワの美味しい庭(このブログ)」では、全部で5つの抹茶のお菓子を紹介します。今回はまず、そのうちの3つのお菓子を実際に食べた感想をお伝えします!
食べてから少し時間が空いてしまっているので、詳細なレポではなく簡単な感想になるかと思いますが、よければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは、本日も始めていきたいと思います。
今回オススメしたいと思った商品のひとつ目はこちら!
黄金に輝くパッケージ、和柄の赤い花、深い抹茶の色合い。
「映える」って、つまりはこのような見た目のことを言うのですね。パッケージだけで語るなら、今回オススメする抹茶のお菓子の中では群を抜いてクオリティが高いです。すごく好み。パッケージの素敵さから、購入品の中で1番に手にとっていました。
さっそく開封していきます!
ふんふん、まずはこのように包装がされていて……。中身が暴れないように慎重に封を切っていくと、ジャン!
ふんわりとラングドシャと抹茶チョコの甘い香りが漂ってきます。抹茶チョコは、抹茶の苦味を強く感じるような香りではなかったように思います。どちらかというと、ホワイトチョコの甘い匂いが強く香る印象でした。
これまで食べてきた抹茶とチョコが組み合わさったお菓子の中で、ホワイトチョコが強く香る商品は正直なところ好みではなかったのですが、でもまずは食べてみなくてはわかりません!
さっそくひとつ、食べていきたいと思います!
写真の色みが悪くてわかりづらいかもしれないのですが、伝わりますか?このラングドシャ、なんとほんのり緑がかっているんですよ!
もしかするとラングドシャにも抹茶が入っているんでしょうか。公式HPを見ても、ラングドシャにも抹茶が含まれているという記載はなく、色素かな?と一瞬思ったのですが、ラングドシャだけ食べると抹茶の風味もするような……。でもそれはチョコの風味が移っただけのような……。
素人の舌ではわからないものの、個人的にはラングドシャまで色が抹茶色でテンションが上がりました!
そして肝心のお味ですが、抹茶の苦味、抹茶チョコやラングドシャの甘さのバランスがよかったです!
抹茶自体の苦味は深い色味ほど強くはなかったのですが、ほのかに感じる苦味が全体を通して見るとちょうどいい苦味といいますか……。食べていて「あ、苦味がないんだ」と思うくらい最初は苦味を感じられなくて。でも後からほのかに苦味がきて、口の中にもほんのりと苦味の余韻を残す感じでした。
ラングドシャはさっくりとした食感で、優しく噛むだけでほろりと崩れるくらい繊細。相変わらず美味しかったです!
ラングドシャの柔らかい甘さと抹茶チョコの甘さのおかげで、抹茶の苦味が苦手な方でも食べやすいんじゃないかなと思いました!
それでは続きまして、2つ目の商品のオススメへ移りたいと思います。
お次はこちら!
『抹茶のminiガトーショコラ』です!
ぱっと見た感じ、エンゼルパイに似た形に見えます。なんとなく食感のイメージもつきやすいですし、パッケージの「石臼挽き 西尾抹茶使用」という記載も相まって(石臼挽きという響きに特別さを感じる)、食べる前から期待が膨らみます!
包装の緑の濃さから、もしやこれは抹茶感が強いお菓子なのでは……?とさらに期待が膨らんでいきます。
ワクワクしながら封を切っていくと、ジャン!
パッケージ通り、エンゼルパイのように表面のチョココーティングが花びらのように波打っています。
袋を開けて中身を取り出す前に匂いを嗅いでみると、本当にエンゼルパイのような匂いがするんですよ!でもですね、「エンゼルパイの匂いしかしない、よね……?」と思った矢先にふわっと抹茶の香りがしたんです。これがかなり、抹茶が強く薫ったんですよ!
もうここまで条件が揃えば、間違いなく美味しいんじゃないか!?
だって、包装の袋の緑があえて「黄緑ではなく深い緑」なんですよ。パッケージのガトーショコラの緑の濃さと合わせているとはいえ、です。そもそも、パッケージに深い緑が使われている時点で、つまりは「抹茶が濃い」とアピールしているわけで(おそらく)!
はぁ〜興奮が止まりません。少し冷静になります。早く食べたい。冷静になります。
続いては断面の様子です。
う、美しい!
そして美味しそう!指でつまんでいるところからどんどん熱でチョコが溶けていきます。
それでは、満を持していただきます!
……おお!これは!美味しいー!!期待以上に好みです!
まず全体的にビターなんですよ!エンゼルパイの匂いに近いし、甘さもそちらのイメージがありました。ですが実際『抹茶のminiガトーショコラ』を食べてみると、エンゼルパイよりもずっと甘さが控えめで食べやすいと感じました。
チョココーティングも中の抹茶クリームも、チョコ生地(ココア生地かもしれません)も、三層すべて甘すぎずとても好みでした。
肝心の抹茶ですが、こちらも文句がないくらい好みの抹茶感でした!食べ終わった後に残る、嫌な抹茶の風味と苦味ではなかったというか……。うまく伝えられないのがもどかしいんですが、「抹茶のお菓子の抹茶味が残る」というよりも、「ちゃんと抹茶が残る」というか。余計なものが混じってない感じというか……。すっきりとした抹茶、というか。
抹茶のクリーム部分は、口の中でシュッ!と溶けてなくなるような食感で、チョコ生地の部分は柔らかなスポンジのような生地で、しっとりしていました。
『抹茶のminiガトーショコラ』は、甘さ控えめがお好きな方や、抹茶は好きだけどお菓子になると苦手な味もある……という方には、もしかすると刺さるお味なんじゃないかなと思います!
それではお次は、今回の記事でオススメする最後の商品になります。
3つ目の商品はこちら!
『抹茶タルトサンドクッキー』です!
パッケージの見た限り、かなりサクサク感の強いクッキーという印象を受けます!中に挟まれている抹茶のクリームは鮮やかな黄緑色です。色の印象から判断するなら、それほど抹茶感は強くなさそうだけれど、果たして。そしてこちらの商品は2つ目に紹介した『抹茶のminiガトーショコラ』と同じく、「西尾抹茶使用」と表記されています。
それでは箱を開けていきます!
こちら、光の加減で袋の緑がすごく濃く感じるんですが、実物は柔らかな黄緑色をしています。パッケージの抹茶クリームの黄緑色を想像してもらえればいいかなと思います。
『抹茶のminiガトーショコラ』は濃い緑で、この『抹茶タルトサンドクッキー』は黄緑。はい、ここ覚えておいてくださいね。テストに出ます!(?)
袋の封を切っていきますね、ジャン!
個別包装のストライプ模様、なるほどこういうことだったのですね!……といっても、パッケージでもわかることではありますが、このようにクッキーの表面が規則正しく波打っています。
断面も見ていきましょう。
こちらのクッキーは、オススメ商品ひとつ目の『ショコラブランチュール宇治抹茶』とは違い、クッキー生地に抹茶が練り込まれている様子はありません(もしかすると写真ではクッキーも緑がかって見えるかもしれません)。
そして香りはというと、抹茶の香りはするがそれほど強くない、という印象です。クッキーに関しては、バターや小麦粉の甘い匂いはほとんど感じられなかったです。
お菓子の色合いも含めて、全体的に強く主張する部分がなく、味の想像があまりできません。
それでは実際に食べて確認していきたいと思います!
……ん!?なんだろう、不思議な味がする。不思議、というか、ある意味見た目に即した味わいでもあるというか。どこかが突出して主張するわけでもなく、だからと言って味のバランスがいいというわけでもなく。感想が難しい!
まず、クッキーはすごくサクサクしています。水分があったらいいなと思うくらいのサクサクさ。味は淡白です。これは食べる前に確認した香り通りだなと思いました。あまりバターや小麦の風味は強くありませんし、甘さ自体も控えめでした。
次に抹茶クリームの部分です。こちらはクリームの舌触りが少しざらざらしていました。甘さもあります。『抹茶タルトサンドクッキー』は、この抹茶クリームの部分で甘さを出しているんだなと感じました。
クッキーが風味も味も淡白な分、口の中で抹茶の香りを感じやすかったのですが、深みがある風味かというとそうではなかったように思います。
全体的に抹茶の風味が薄めだからこそ、クッキーはシンプルに、言い換えるなら淡白にすることで、味(抹茶感とのバランス)の調整がされているのかなと思いました。
一袋食べ終わったエニワは、ふと「『抹茶のminiガトーショコラ』と同じ西尾抹茶使用なのに、なんでこんなに抹茶の感じ方が違うのかな?」と思いました。どちらも同じ会社の商品なのに……。
そして閃きました。もしかして「石臼挽き」の違い!?素人が簡単に想像するなら、石臼で挽くことで風味が良くなる、とかだろうか……。
あまりにも抹茶の感じ方が異なるのが気になる。「石臼挽き」である理由が知りたい。
調べてみてまず初めに思ったのが、「伏線回収しちゃった!」でした。というのも、『抹茶miniガトーショコラ』と『抹茶タルトサンドクッキー』では、同じ会社の商品ではあるのに、パッケージからして抹茶を表す色の濃淡がはっきり違っていました。そのことの答えが、「石臼挽き」である理由を調べていてわかった気がしたんです。
【じっくりと時間をかけて挽くことで、香りが良く深い(=濃い)緑色の抹茶ができる】
「石臼挽き」の抹茶の方が、色が濃いんです。香りもいいんです。
つまり、石臼挽きの西尾抹茶を使用している『抹茶のminiガトーショコラ』の方が、抹茶の香りも色合いも強く、石臼挽きではない西尾抹茶を使用している『抹茶タルトサンドクッキー』の方が、香りも色合いも控えめだと感じても不思議はなかったということです。
単純に商品に使用されている抹茶の分量が違うというのもあるかもしれませんし、「石臼挽き」である前に、それぞれの商品のコンセプトをエニワがわかっていないだけかもしれません。それでも個人的に納得できました。
ちなみに『ショコラブランチュール宇治抹茶』のパッケージに記載されている「一番摘み」というのも、なんとなくではなく、きちんと知っておこうと思い調べてみました。
曰く、「一番摘み」とは【新芽を摘み取った順番】のこと。新茶、一番茶と同義であるようです。その香りは「爽やかで、すがすがしい香り」。
ここでまたしても伏線回収、答え合わせができたような気持ちになりました。
『ショコラブランチュール宇治抹茶』を食べた時、あまり抹茶の苦味を強く感じるような香りではない、と思ったのですが、その理由が「一番摘み」の抹茶を使用しているがゆえだったのかもしれません。
さて、今回は3つの抹茶のお菓子をご紹介しました。こうして食べ比べてみると、それぞれの味の違いやその理由にも思いを馳せることができて楽しかったです!
抹茶のお菓子紹介の記事は、あともう一記事続きます。次はどんな違いに出会えるのか……。
長い記事になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
↓参考情報↓
購入場所:スーパー
価格 :129円
カロリー:226Kcal
▼抹茶のminiガトーショコラ▼
購入場所:スーパー
価格 :179円
カロリー:1個あたり55Kcal(全8個入り)
▼抹茶タルトサンドクッキー▼
購入場所:スーパー
価格 :199円
カロリー:1個あたり61kcal(全8個入り)
次回の記事も楽しみにしていただけると嬉しいです!
それではまた。