私が出会った美味しいものたちを、あなたに伝えたい。
こんにちは、エニワと申します。
さっそく本日も、おすすめの美味しかった食べ物を紹介していきたいと思います!
今回美味しさをお伝えしたいと思った商品がこちら!
ミスタードーナツとゴディバのコラボ商品ということで、発売開始前から注目していた方も多そうですね!
もちろん、エニワもそのひとり。
コラボ商品は全部で4種類あったのですが、その中からエニワが興味を惹かれたものがこちらのパイ!
こんがりサクッと焼かれた、黄金色のお菓子。
豊穣を意味する矢羽模様の上にそっと置かれた王冠。
ガレット・デ・ロワーーそう、王様のお菓子!
見た目の期待感良し、王様のお菓子という強ワード良し。そういうの、エニワは好きです。つまり、きみに決めた!
さっそく食べていきたいと思います!
テイクアウト用のボックスから商品を出した瞬間、小麦とバターの甘い香り、それにほんのり奥に潜むチョコの香りが鼻腔いっぱいに広がります。
あったかくて甘い香り。
しあわせの香り。
視覚と嗅覚で楽しんだら、次は早く食べたいと気持ちが急く。
しっかりした重量があるように見えても、パイは繊細なのでそっと持ち上げなくてはいけない。
どこから手に取ろうかと考えて、なんの気なしに紙製の王冠に手をかけたのですが(ケーキに刺さっている飾りは食べる前にすべて取るタイプ)、これが正解でした。
王冠が引っかかっているパイの端が浮き、パイ生地を崩すことなく持つことができました。
王様のお菓子から王冠を取り上げてしまうのは、若干気が引けるものの、このことに気づいたエニワは「えっ!もしかしてそこまで計算されている!?」とその細かな企業努力に胸が震え、とっさにガレット・デ・ロワについて調べてみました。
するとどうやら、本場のガレット・デ・ロワにも、紙製の王冠が乗せられているそうです。だから、ひっかけてあるのは王冠がどこかへ行ってしまうのを防ぐためなのかもしれない。
そ、そっか……。「エニワ、いたく感激!」みたいなテンションになったのが若干恥ずかしい……。
ちなみになのですが、ガレット・デ・ロワとは、フランスの伝統菓子で、公現祭という祝日に欠かせないお菓子なのだとか。
紙製の王冠が乗せられる特徴のほかに、パイの中には「フェーブ(空豆という意味)」と呼ばれる陶器製の小さな人形が入っていて、切り分けられた自分のガレット・デ・ロワにフェーブが入っていた人が当たり。つまり、王冠を被ることができ、この1年をしあわせに過ごすことができるとされているそうです。
ミスタードーナツの公式HPでも紹介されていたので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
さてさて、わかったふうなウンチクは置いておいて、そっとパイ生地に歯を立てると……。
繊細なパイ生地に歯を沈める音を想像してみてください。
サクサクサク……。
きっと期待通りの音が響くことと思います!
ガレット・デ・ロワの中心部に歯が進むにつれて、パイ生地がフィリングの水分を吸っている影響で、サクサク音がだんだんと鈍くなっていきます。
かみごたえもサックりと軽いものから、みっしりとしたかみごたえへ。終始サクサクを味わいたいという方にはこの点はおすすめできませんが、水分を吸ってしっとりしたパイ生地ゾーンも好きだという方にはおすすめです。
断面の写真がないのでわかりにくいのですが、パイ生地の中には「カスタードクリームを合わせたアーモンドクリーム」と、ゴディバコラボの由縁、チョコレートが塊でひとつごろっと入っていました!
肝心のお味ですが、総合してエニワは美味しいと感じました!
ですが、アーモンの風味にカスタード風味が合わさって、さらにそこにチョコの風味が加わるので、食べていてこれはいったいなんの味なんだ?と少し考えてしまった部分はありました(個人的な好みが、アーモンドクリームのみが好きだということも理由のひとつだと思います)。
「カスタードクリームを合わせたアーモンドクリーム」についてもう少し触れておくと、こちらのクリームは、カスタードクリームのようにとろっとしたなめらかさのあるクリームではありません。
アーモンドクリームと合わさり、パサつきまではいかないけれど、ぽってりとしたクリームになっています。
なので、シュークリームに入れるカスタードクリームなどのイメージを強く持って食べると想像と違った、となりやすいかなと思います。それから、タルトの土台部分ともまた少し違う感じがしました。
そうしてややクリームの味に混乱しながら食べ進めていると、お次は存在感を持ったチョコがお目見え!
こちらのチョコ、前歯の強度を心配するほどの硬さではないのですが、しっかりかみごたえがあります。
このチョコが本当に美味しい……。
クリームで混乱していた頭なので、より鮮明に味を感じとったのかもしれませんが、甘さも濃厚さもドンピシャでした!加えて、もぐもぐ食べられるチョコの質量と、パリパリとした食感とは違うしっとりとかみごたえのある硬さのチョコがすごく好みで!
「えっ美味しっ!」と次々と口に運んでいるうちに、なんと食べ終わっていました……。
食べ始める前は、パイだしちょっとだけリベイクして食べようかな、と思っていたのですが、チョコレートの部分を食べながら「焼かなくて正解だった!」と思いました。
もしかしたらリベイクしてもあまり溶けなかったかもしれないけれど、フェーブはもともと硬いものなので、チョコが塊として存在していてかみごたえがあったことはまさに「解釈一致!」だと思えたので、結果的にはそのまま食べてよかったです。
この辺りは好みなので、よりパイ生地のサクサク感を求めるという方は、リベイクして食べてみるのもありだと思います!
ミスタードーナツとゴディバのコラボ商品「ガレット・デ・ロワ ショコラ」。
すでに食べられた方はどういった感想をお持ちでしょうか。
フェーブの代わりに入っていたチョコの美味しさに助けられて食べ切ったなという感じも、正直あります。
けれど全体的に甘さは控えめだったなという印象で、他のコラボ商品が甘そうで不安がある方は、もしかしたら甘さの面では食べやすいかもしれません。
こういった点も踏まえて、選択肢のひとつとして十分におすすめできるラインじゃないかなと感じたので記事にまとめることにしました!
今回はテイクアウトで購入したため、少し時間を置いて食べた感想になりますので、その点も踏まえて参考にしてもらえたらなと思います!
↓参考情報↓
購入場所:ミスタードーナツ
価格 :356円
カロリー:380kcal
次回の記事も楽しみにしていただけると嬉しいです!
それではまた。